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『天主閣の音』
ふりがな文庫
『
天主閣の音
(
てんしゅかくのおと
)
』
元文年間の物語。—— 夜な夜な名古屋城の天主閣で、気味の悪い不思議な唸り声がした。 天主閣に就いて語ることにしよう。 「尾張名古屋は城で持つ」と、俚謡にまでも唄われている、その名古屋の大城は、慶長十四年十一月から、同十六年十二月迄、約二ケ年 …
著者
国枝史郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1時間19分(500文字/分)
朗読目安時間
約2時間11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
夫
(
それに
)
交際
(
まじわる
)
上
(
の
)
俺
(
わたし
)
折
(
くね
)
誑
(
たば
)
些少
(
ちと
)
些
(
いささか
)
未
(
まだ
)
石階
(
いしばしご
)
怡々
(
ついつい
)
透
(
すき
)
厩
(
うまごや
)
抜萃
(
ぬく
)
梵鐘
(
かね
)
尾行
(
つ
)
窃々
(
こそこそ
)
在来
(
ありふれ
)
雑
(
まざ
)
伝手
(
ついで
)
哩
(
わい
)
不用
(
いら
)
槨
(
かろうと
)
桅
(
くちなし
)
主水
(
かこ
)
象
(
かたど
)
拇指
(
ぼし
)
騙
(
かた
)
跨
(
またが
)
爼
(
そば
)
妾
(
わたし
)
典物
(
はな
)
墨子
(
ほくろ
)
異変
(
かわり
)
簪
(
かんざし
)
蜒
(
うね
)
鳥渡
(
ちょっと
)
萼
(
がく
)
陽炎
(
かげろう
)
華聟
(
はなむこ
)
竈
(
かまど
)
篦棒
(
べらぼう
)
艮
(
うしとら
)
胡座
(
あぐら
)
一茎
(
ひとくき
)
罩
(
こ
)
股肱
(
ここう
)
覿
(
てき
)
諫言
(
かんげん
)
魏
(
ぎ
)
譬
(
たと
)
貉
(
むじな
)
飽気
(
あっけ
)
躾
(
しつけ
)
轆轤
(
ろくろ
)
迚
(
とて
)
顰
(
ひそ
)
鋸歯
(
きょし
)
障
(
さわ
)
閣外
(
そと
)
閻魔
(
えんま
)
扨
(
さて
)
上
(
のぼ
)
主君
(
との
)
乃至
(
ないし
)
侍
(
はべ
)
俚謡
(
りよう
)
八八
(
はっぱ
)
匕首
(
あいくち
)
卓
(
テーブル
)
喋舌
(
しゃべ
)
四辺
(
あたり
)
坤
(
ひつじさる
)
壺菫
(
つぼすみれ
)
屹度
(
きっと
)
帷子
(
かたびら
)
弑
(
しい
)
空洞
(
うつろ
)
掌
(
てのひら
)
暈
(
かさ
)
木槿
(
むくげ
)
武士
(
さむらい
)
殺人
(
ひとごろし
)
洵
(
まこと
)
流眄
(
ながしめ
)
渡船
(
わたし
)
漏斗
(
じょうご
)
漲
(
みなぎ
)
烽火
(
のろし
)
甍
(
いらか
)
睜
(
みは
)
礎
(
いしずえ
)
稍
(
やや
)