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坤
ふりがな文庫
“坤”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひつじさる
47.1%
こん
29.4%
ヒツジサル
17.6%
うしとら
5.9%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひつじさる
(逆引き)
日は此屋敷からは、稍
坤
(
ひつじさる
)
によつた山の端に沈むのである。西空の棚雲の紫に輝く上で、落日は俄かに
転
(
くるめ
)
き出した。その速さ。雲は炎になつた。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
坤(ひつじさる)の例文をもっと
(8作品)
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こん
(逆引き)
然し
乾
(
けん
)
を父と称し、
坤
(
こん
)
を母と称す、Mother Earth なぞ云って、一切を包容し、
忍受
(
にんじゅ
)
し、生育する土と女性の間には、深い意味の連絡がある。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
坤(こん)の例文をもっと
(5作品)
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ヒツジサル
(逆引き)
日は、此屋敷からは、稍
坤
(
ヒツジサル
)
によつた遠い山の
端
(
ハ
)
に沈むのである。西空の棚雲の紫に輝く上で、
落日
(
ラクジツ
)
は俄かに
轉
(
クルメ
)
き出した。その速さ。雲は炎になつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
坤(ヒツジサル)の例文をもっと
(3作品)
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うしとら
(逆引き)
なみ/\の者ではよも渡すまじと見てあるところへ、殿は生月、梶原は磨墨、黒馬二匹が轡をならべて、
平等院
(
びやうどうゐん
)
の
坤
(
うしとら
)
、たちばなの小島が崎よりざんぶ/\と乘り入つた。
佐々木高綱
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
坤(うしとら)の例文をもっと
(1作品)
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“坤”の意味
《名詞》
(ひつじさる)西南の方角。未(ひつじ)と申(さる)の間であることから。
(出典:Wiktionary)
“坤”の解説
坤(こん)は八卦の一つ。卦の形はであり、三爻すべてが陰で構成される。または六十四卦の一つであり、坤為地。坤下坤上で構成される。
(出典:Wikipedia)
坤
漢検準1級
部首:⼟
8画
“坤”を含む語句
乾坤
坤軸
乾坤通宝
乾坤一擲
別乾坤
坤方
乾坤堂
坤為
西島坤斎
坤竜
坤竜丸
坤輿図識
坤道
売卜乾坤堂
大乾坤
天地乾坤
森信坤者
莫士科坤輿誌
坤河
坤度
...
“坤”のふりがなが多い著者
釈迢空
徳冨蘆花
小林多喜二
林不忘
国枝史郎
折口信夫
片山広子
喜田貞吉
夏目漱石
森鴎外