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坤
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こん
ふりがな文庫
“
坤
(
こん
)” の例文
然し
乾
(
けん
)
を父と称し、
坤
(
こん
)
を母と称す、Mother Earth なぞ云って、一切を包容し、
忍受
(
にんじゅ
)
し、生育する土と女性の間には、深い意味の連絡がある。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
然
(
しか
)
し、決定的な闘争はむしろ明日のきん
坤
(
こん
)
一番にあるので、私たちはそれに対する準備を更に練った。
党生活者
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
その凶は暗剣殺で
未申
(
ひつじさる
)
——西南——の方、これを
本命
(
ほんめい
)
二黒土星で見れば未申は八白の土星に当るから
坤
(
こん
)
となる。卦からいうと
坤為
(
こんい
)
レ
地
(
ち
)
といってこの坤という字は土である。
釘抜藤吉捕物覚書:06 巷説蒲鉾供養
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
謙は却ち謙遜、謙譲の
謙
(
けん
)
で、へりくだることである。高きに在るはづの
艮
(
ごん
)
の山が、低きに居るべき
坤
(
こん
)
の地の下に在るのである。たぶん私は一生のあひだ地の下にうづくまつてゐなければならない。
地山謙
(新字旧仮名)
/
片山広子
(著)
「さて、
掌
(
てのひら
)
だ、ここを見ろ!」いうと一緒に侍は、小指の付け根へ指をやったが、「よいか、ここは
坤
(
こん
)
という。中指の付け根ここは
離
(
り
)
だ。ええと、それから人差し指の付け根、ここを称して
巽
(
そん
)
という。 ...
名人地獄
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“坤”の意味
《名詞》
(ひつじさる)西南の方角。未(ひつじ)と申(さる)の間であることから。
(出典:Wiktionary)
“坤”の解説
坤(こん)は八卦の一つ。卦の形はであり、三爻すべてが陰で構成される。または六十四卦の一つであり、坤為地。坤下坤上で構成される。
(出典:Wikipedia)
坤
漢検準1級
部首:⼟
8画
“坤”を含む語句
乾坤
坤軸
乾坤通宝
乾坤一擲
別乾坤
坤方
乾坤堂
坤為
西島坤斎
坤竜
坤竜丸
坤輿図識
坤道
売卜乾坤堂
大乾坤
天地乾坤
森信坤者
莫士科坤輿誌
坤河
坤度
...