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巽
ふりがな文庫
“巽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たつみ
91.9%
そん
5.4%
たつみの
2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たつみ
(逆引き)
洛内四十八ヵ所の
篝屋
(
かがりや
)
の火も、つねより明々と辻を照らし、淡い
夜靄
(
よもや
)
をこめた
巽
(
たつみ
)
の空には、羅生門の
甍
(
いらか
)
が、夢のように浮いて見えた。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
巽(たつみ)の例文をもっと
(34作品)
見る
そん
(逆引き)
漢の焦延寿の『易林』に
巽
(
そん
)
鶏と為すとあれば、そんけいは
巽鶏
(
そんけい
)
だ、
圭
(
けい
)
の字音に
拠
(
よ
)
って蛙をケイと読み損じて、
巽
(
たつみ
)
の方の三足の蛙と誤伝したのである。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
巽(そん)の例文をもっと
(2作品)
見る
たつみの
(逆引き)
先
(
ま
)
づ
巽
(
たつみの
)
公園内にござ候記念碑の銅像を以て祭の中心といたし、ここを式場にあて候。
凱旋祭
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
巽(たつみの)の例文をもっと
(1作品)
見る
“巽”の意味
《名詞》
(たつみ)東南の方角。辰巳。辰(たつ)と巳(み)の間であることから。
(出典:Wiktionary)
“巽”の解説
巽(そん)は八卦の一つ。卦の形はであり、初爻は陰、第2爻・第3爻は陽で構成される。または六十四卦の一つであり、巽為風。巽下巽上で構成される。
(出典:Wikipedia)
巽
漢検準1級
部首:⼰
12画
“巽”を含む語句
巽風
巽上
巽櫓
飯田巽
傅巽
遊魂巽風
趙爾巽
木村巽斎
所以尭巽舜
巽鶏
巽門
巽辰吉
巽育
巽聖歌
巽矢倉
巽検番
巽巳藝妓
巽巳
巽屋
巽小文治
...
“巽”のふりがなが多い著者
原勝郎
上司小剣
中里介山
吉川英治
南方熊楠
直木三十五
柳田国男
神西清
林不忘
国枝史郎