“夜靄”の読み方と例文
読み方割合
よもや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
洛内四十八ヵ所の篝屋の火も、つねより明々と辻を照らし、淡い夜靄をこめたの空には、羅生門のが、夢のように浮いて見えた。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
とまれ、十年前の一乳色夜靄めた上海のあの茶館窓際いた麻雀牌ましい胸底しい支那風させずにはおかない。
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
夜靄は深くたれこめていた。二十余艘の兵船は、おのおの、から纜を一聯に長くつなぎ合い、徐々と北方へ向って、遡航していた。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)