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夜靄
ふりがな文庫
“夜靄”の読み方と例文
読み方
割合
よもや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よもや
(逆引き)
洛内四十八ヵ所の
篝屋
(
)
の火も、つねより明々と辻を照らし、淡い
夜靄
(
)
をこめた
巽
(
)
の空には、羅生門の
甍
(
)
が、夢のように浮いて見えた。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とまれ、十
年前
(
)
の
秋
(
)
の一
夜
(
)
、
乳色
(
)
の
夜靄
(
)
立
(
)
ち
罩
(
)
めた
上海
(
)
のあの
茶館
(
)
の
窓際
(
)
で
聞
(
)
いた
麻雀牌
(
)
の
好
(
)
ましい
音
(
)
は
今
(
)
も
僕
(
)
の
胸底
(
)
に
懷
(
)
しい
支那風
(
)
を
思
(
)
ひ
出
(
)
させずにはおかない。
麻雀を語る
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
夜靄
(
)
は深くたれこめていた。二十余艘の兵船は、おのおの、
纜
(
)
から纜を一聯に長くつなぎ合い、徐々と北方へ向って、
遡航
(
)
していた。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
夜靄(よもや)の例文をもっと
(12作品)
見る
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
靄
漢検1級
部首:⾬
24画
“夜”で始まる語句
夜
夜半
夜更
夜中
夜叉
夜具
夜鷹
夜寒
夜明
夜業
“夜靄”のふりがなが多い著者
吉川英治
南部修太郎