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遡航
ふりがな文庫
“遡航”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そこう
83.3%
さくかう
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこう
(逆引き)
夜靄
(
よもや
)
は深くたれこめていた。二十余艘の兵船は、おのおの、
纜
(
ともづな
)
から纜を一聯に長くつなぎ合い、徐々と北方へ向って、
遡航
(
そこう
)
していた。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その本流と
付知
(
つけち
)
川との合流点を右折して、その支流一名
緑
(
みどり
)
川を
遡航
(
そこう
)
する
舷
(
ふなべり
)
に、早くも照り映ったのは
実
(
じつ
)
にその
深潭
(
しんたん
)
の
藍碧
(
らんぺき
)
であった。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
遡航(そこう)の例文をもっと
(5作品)
見る
さくかう
(逆引き)
もはや船は
太沽
(
タークー
)
の沖に来てゐた。Bのすぐ前では、早くもやつて来た水先案内を相手に船長が双眼鏡を眼に当てゝ頻りにあたりを眺めてゐた。やがてむづかしい
白河
(
はくが
)
の
遡航
(
さくかう
)
が始つた。
犬
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
遡航(さくかう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“遡航”の意味
《名詞》
船舶で水流を遡上して行くこと。
(出典:Wiktionary)
遡
常用漢字
中学
部首:⾡
14画
航
常用漢字
小5
部首:⾈
10画
“遡”で始まる語句
遡
遡上
遡行
遡江
遡及
“遡航”のふりがなが多い著者
北原白秋
山本周五郎
田山録弥
吉川英治
田山花袋
中谷宇吉郎