“遡行”の読み方と例文
読み方割合
そこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
スポーツの場合も同様であって、沢を遡行そこうして登りつめたところから漫然と尾根を下ったり、山の裾の岩壁を上り下りすることが、何故に登山と言えるであろうか。
ピークハンティングに帰れ (新字新仮名) / 松濤明(著)
だが潮にまかせて遡行そこうするいかだのことであるから、速力はいたってにぶかった。その日は中途ちゅうとで一ぱくし、一同は富士男の桃太郎物語などをきいて愉快ゆかいにねむりについた。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
大同江が洪水中だった事実を知らずにいい気になって遡行そこうしたのが手落だったのだ。
撥陵遠征隊 (新字新仮名) / 服部之総(著)