『撥陵遠征隊（はつりょうえんせいたい）』

「攘夷」は幕末日本の専売ではない。シナの方がもっと大規模でも深刻でもあった。そして朝鮮をこの点でシナや日本から区別するものがあるとしたら、明治八年までこの国だけは、断然攘夷戦勝国として、いい気持でふんぞり反えれたという点であろう。もっとも近 …

著者	服部之総
ジャンル	歴史 > アジア史・東洋史 > 朝鮮
ジャンル	歴史 > アジア史・東洋史 > 中国
初出	「黒船前後」大畑書店、1933（昭和8）年9月
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約26分（500文字/分）
朗読目安時間	約43分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

衆（おお） 太沽（たいこ） 肥（こや） 焼（やき） 徳川（とくせん） 居直（いなおり） 金巾（カナキン） 牙山（かざん） 傷（きずつ） 能（あた） 梟示（きょうじ） 花崗（かこう） 安南（あんなん） 科白（せりふ） 筏（いかだ） 突飛（とっぴ） 漸（ようや） 禀請（りんせい） 知悉（ちしつ） 的数（てきすう） 牡蠣（かき） 欺（あざむ） 編輯（へんしゅう） 芝罘（チーフ） 苦力（クーリー） 行担（ハンタン） 衛（まも） 認（したた） 躓（つまず） 輿論（よろん） 遡（さかのぼ） 遡行（そこう） 釜山（ふざん） 鍬（くわ） 忠清（ちゅうせい） 下関（しものせき） 京城（けいじょう） 伽洞（かどう） 偶々（たまたま） 元山（げんざん） 剛愎（ごうふく） 劫掠（ごうりゃく） 参審（アソシエート） 友誼（ゆうぎ） 喋（しゃべ） 山駕（やまかご） 平壌（へいじょう） 廉（かど） 漢江（かんこう） 怨嗟（えんさ） 恫喝（どうかつ） 愈々（いよいよ） 慮（おもんぱか） 所詮（しょせん） 抛棄（ほうき） 曰（いわ） 曳航（えいこう） 東検（とうけん） 上梓（じょうし） 沙汰（さた） 溺水（できすい）