“下関”の読み方と例文
読み方割合
しものせき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その美味さは表現しがたい、というふぐにも、もちろん美味い不味まずいがいろいろあるが、私のいっているのは、いわゆる下関しものせきのふぐの上等品のことである。
河豚は毒魚か (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
竹崎(今下関しものせき市内)の白石家は大庄屋を勤める旧家で豪商だが、一万石の支藩清末領に属したから宗藩政庁を相手とする雲浜貿易とは直接関係がなかった。
志士と経済 (新字新仮名) / 服部之総(著)
しかし、それではこまるというので、みんなよって相談そうだんをして、だんうらの近くの赤間あかませき(今の下関しものせき)に安徳天皇あんとくてんのうのみささぎと平家一門へいけいちもんはかをつくりました。
壇ノ浦の鬼火 (新字新仮名) / 下村千秋(著)