“安南”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
アンナン46.2%
あんなん46.2%
おくに7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お国の安南アンナンには、併合前六ヵ月ほど滞留いたしまして、キャオ・ワン・チュウ殿下のご知遇をかたじけなくいたしました。
栗に似たひしゃげた安南あんなん兵が劒銃をらねて並んでいた。その円いヘルメットの背後では、フランスの無線電信局が、火花を散らして青々と明滅した。
上海 (新字新仮名) / 横光利一(著)
なにしろ私は安南おくにの王様にいろいろお世話になった。また、この方法も東洋で伝授されたものです。つまり、東洋に対する報恩の一端として、いさぎよく御伝授しましょう。