“安南漆”の読み方と例文
読み方割合
あんなんうるし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安南漆あんなんうるしといふものは、壺漆つぼうるしと云はれて、品質も粗悪で、価格も低廉ていれんであつたので、漆商の老舗しにせでは、安南漆を敬遠してゐた傾向があつたものだが、戦時中は日本でも品不足で
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)