“アンナン”の漢字の書き方と例文
ひらがな:あんなん
語句割合
安南100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかり、彼らが八幡はちまんの旗は、翩々へんぺんとして貿易風にひるがえり、その軽舟は、黒潮の暖流に乗じて、台湾、呂宋ルソンより、安南アンナンに及び、さらにスマタラ海峡を突過して、印度インド洋に迫らんとす。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
印度インドは既に亡びて英国に属し、爪哇ジャワはその制を荷蘭オランダに受け、暹羅シャムはその命を英国に聞き、近時安南アンナンた疲れて仏蘭西フランスに帰する等、漠々たる亜細亜大陸の広き、能く独立の躰面を全うし
祝東京専門学校之開校 (新字新仮名) / 小野梓(著)
安南海上吟(安南アンナン海上の吟)
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)