“荷蘭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
オランダ71.4%
おらんだ28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世人はこれもくして孤立と云うも、我れは自負して独立と称し、在昔ざいせき欧洲にてナポレオンの大変乱に荷蘭オランダ国の滅亡したるとき
ときに農学〈(アグローム)〉の大家荷蘭オランダ人荷衣白蓮〈(ホーイブレング)〉氏という大先生に邂逅かいこうしました。これは実に拙者、無上の大幸でありました。
禾花媒助法之説 (新字新仮名) / 津田仙(著)
荷蘭おらんだは三十一萬二千圓の外に、曾て第一世「ウ※ルレム」王の時より王家の私産に屬するもの甚だ多しと云ふ。
帝室論 (旧字旧仮名) / 福沢諭吉(著)
〔評〕榎本武揚えのもとぶやう等五稜郭りようかくの兵已に敗る。海律全書かいりつぜんしよ二卷を以て我が海軍におくつて云ふ、是れ嘗て荷蘭おらんだに學んでたる所なり、身と倶にほろぶることを惜しむと。