“遡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さかのぼ88.8%
のぼ6.6%
さかの2.6%
さか1.3%
さから0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
湯元から間道を入って、谷川を宜い加減った龍之助は、後ろに残したお染のことを気にし乍ら、何処ともなく導かれて行くのです。
大江戸黄金狂 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
姥捨を右のほうに見ながら善光寺を千曲川に沿って、二里ばかりると、山と山の間、すべてひろい河原地へ出る。
銀河まつり (新字新仮名) / 吉川英治(著)
否、その前逢った時既に、と思い出した。代助は二人の過去を順次にぼってみて、いずれの断面にも、二人の間に燃る愛の炎を見出さない事はなかった。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
神田川の筋違橋から、西へのぼり、お茶の水の堀、吉祥寺橋、小石川橋を経て、牛込御門、土橋に至るあいだ。
要するに世界の進歩の巨渦につて吾運命をくる事は、人力の為す可からざるところなるが故に、吾人は思想上に於てくも世界の大勢に駆らるゝ事ある時には
一種の攘夷思想 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)