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遡
ふりがな文庫
“遡”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さかのぼ
89.2%
のぼ
6.0%
さかの
3.0%
さか
1.2%
さから
0.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さかのぼ
(逆引き)
湯元から間道を入って、谷川を宜い加減
遡
(
さかのぼ
)
った龍之助は、後ろに残したお染のことを気にし乍ら、
何処
(
どこ
)
ともなく導かれて行くのです。
大江戸黄金狂
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
遡(さかのぼ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
のぼ
(逆引き)
姥捨
(
うばすて
)
と
冠
(
かんむり
)
ヶ
岳
(
たけ
)
を右のほうに見ながら善光寺
平
(
だいら
)
を千曲川に沿って、二里ばかり
上
(
かみ
)
へ
遡
(
のぼ
)
ると、山と山の間、すべてひろい河原地へ出る。
銀河まつり
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遡(のぼ)の例文をもっと
(10作品)
見る
さかの
(逆引き)
否、その前逢った時既に、と思い出した。代助は二人の過去を順次に
遡
(
さかの
)
ぼってみて、いずれの断面にも、二人の間に燃る愛の炎を
見出
(
みいだ
)
さない事はなかった。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
遡(さかの)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
さか
(逆引き)
神田川の
筋違
(
すじかい
)
橋から、西へ
遡
(
さか
)
のぼり、お茶の水の堀、吉祥寺橋、小石川橋を経て、牛込御門、土橋に至るあいだ。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
遡(さか)の例文をもっと
(2作品)
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さから
(逆引き)
要するに世界の進歩の巨渦に
遡
(
さから
)
つて吾運命を
形
(
かたちづ
)
くる事は、人力の為す可からざるところなるが故に、吾人は思想上に於て
苟
(
いやし
)
くも世界の大勢に駆らるゝ事ある時には
一種の攘夷思想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
遡(さから)の例文をもっと
(1作品)
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遡
常用漢字
中学
部首:⾡
14画
“遡”を含む語句
遡上
遡航
遡行
遡江
遡及
“遡”のふりがなが多い著者
中里介山
小栗虫太郎
江見水蔭
佐々木邦
吉川英治
内田魯庵
高浜虚子
柳田国男
服部之総
島崎藤村