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さから
ふりがな文庫
“さから”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
逆
71.1%
抗
21.1%
忤
3.5%
悖
2.6%
抵抗
0.9%
遡
0.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逆
(逆引き)
彼は一度だけ
逆
(
さから
)
われたことがあった。それはもう彼の末期に近い頃で、私の父が死病に罹って病勢がよほど進んでいる時のことだった。
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
さから(逆)の例文をもっと
(50作品+)
見る
抗
(逆引き)
私が隱さうと思つてゐるものを表に出さうと
抗
(
さから
)
ふ私の顏の筋肉のふるへを抑制しようと心配して、どんな風にしたものか判らない。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
さから(抗)の例文をもっと
(24作品)
見る
忤
(逆引き)
六月十六日に勝久が馬喰町の家元を
訪
(
と
)
うて、重ねて勝四郎のために請う所があったとき、勝三郎は涙を流して
怒
(
いか
)
り、「
小母
(
おば
)
さんはどこまでこの病人に
忤
(
さから
)
う気ですか」
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
さから(忤)の例文をもっと
(4作品)
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▼ すべて表示
悖
(逆引き)
私は親に
悖
(
さから
)
ふのぢやない、阿父さんと一処に居るのを
嫌
(
きら
)
ふのぢやないが、私は金貸などと云ふ
賤
(
いやし
)
い家業が
大嫌
(
だいきらひ
)
なのです。人を
悩
(
なや
)
めて
己
(
おのれ
)
を
肥
(
こや
)
す——浅ましい家業です!
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
さから(悖)の例文をもっと
(3作品)
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抵抗
(逆引き)
悪しき者に
抵抗
(
さから
)
うな
雨の玉川心中:01 太宰治との愛と死のノート
(新字新仮名)
/
山崎富栄
(著)
さから(抵抗)の例文をもっと
(1作品)
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遡
(逆引き)
要するに世界の進歩の巨渦に
遡
(
さから
)
つて吾運命を
形
(
かたちづ
)
くる事は、人力の為す可からざるところなるが故に、吾人は思想上に於て
苟
(
いやし
)
くも世界の大勢に駆らるゝ事ある時には
一種の攘夷思想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
さから(遡)の例文をもっと
(1作品)
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