“ぼつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
坊31.8%
歿25.0%
沒15.9%
没13.6%
勃4.5%
恍然2.3%
悖2.3%
打2.3%
聾乎2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
君(きみ)の嫌(きらひ)だつた犬(いぬ)は寢室(しんしつ)には入(い)れないで置(お)くから。犬(いぬ)と言(い)へば君(きみ)は、犬好(いぬず)きの坊(ぼつ)ちやんの名前(なまへ)に僕(ぼく)の名(な)を使(つか)つたね。
「三つの宝」序に代へて (旧字旧仮名) / 佐藤春夫(著)
当に想念を起し、正坐し西に向ひて、日を諦(あき)らかに観じ、心を堅く住せしめ、想を専らにして移らざれ。日の歿(ぼつ)せむとするや、形、鼓を懸けたる如きを見るべし。
山越しの阿弥陀像の画因 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
勘次(かんじ)はそれを聞(き)くに堪(た)へないで、彼(かれ)は其(そ)の夜(よ)に限(かぎ)つて自分(じぶん)で與吉(よきち)の手(て)を曳(ひ)いて自分(じぶん)の家(うち)へと闇(やみ)の中(なか)へ身(み)を沒(ぼつ)した。若(わか)い衆(しゆう)は三人(にん)の後姿(うしろすがた)を見(み)て
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
九代、春延(はるのぶ)、幼名又四郎(またしろう)、享和(きょうわ)三年家督(かとく)、賜(たまわる)二百石(こく)、文政(ぶんせい)十二年三月二十一日没(ぼつ)、か。この前はちぎれていて分らない。
孤島の鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
老人余(よ)に越遊(ゑついう)を奨(すゝめ)しこと年々なり。余(よ)固(もとより)山水に耽(ふける)の癖(へき)あり、ゆゑに遊心(いうしん)勃(ぼつ)々たれども事に紛(まぎれ)て果(はた)さず。丁酉の晩夏(ばんか)遂(つひ)に豚児(せがれ)京水を従(したがへ)て啓行(けいかう)す。
随分不器量な娘(こ)だつたが、ミハイロは女に掛けては贅沢でないから、此娘(このこ)が道具を持つて側(そば)へ来た時から全然(すつかり)気に入つて了(しま)つて、頭巾の蔭から瞥(ぢろり)と面(かほ)を見られた時には、何だか恍然(ぼつ)となつた……はて
椋のミハイロ (新字旧仮名) / ボレスワフ・プルス(著)
而して外交の事に就きても、蓋し国民の元気の之に対して悖(ぼつ)として興起したることを以て、徳川氏の根蔕を抜きたる第一因とせざるべからず。
商「エーイ主人がね此方(こっひ)へ除(よ)えようとすう、て前(もえ)も此方(ほっひ)へ除(お)けようとする時に転(ほろ)がりまして、主人の頭と私(うわし)の頭と打(ぼつ)かりました処が、石頭(ゆいあさま)で痛(いさ)かった事、アハア冷(しべ)てえや」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
子供の脳より聾乎(ぼつ)として漂つたことがあつたつけが!