“悖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もと87.9%
さから4.5%
さか1.5%
はい1.5%
ぼつ1.5%
もとっ1.5%
もど1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
偽善はよし給え、その力に向って腹の中で舌を出すのはやめ給え、『なんて愚劣だ、なんて時代遅れだ、なんて聖書にもとったことだ!』
決闘 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
中にはまるで風にさからつて動いてゐる所もある。泡は余り立たない。只岩のある近所だけに白い波頭が見えてゐる。
うづしほ (新字旧仮名) / エドガー・アラン・ポー(著)
それで己も分かったが、幾ら宝がさかって入っても
彼は怏々として樂しまず、狂はいの性は愈〻抑へ難くなつた。一年の後、公用で旅に出、汝水ぢよすゐのほとりに宿つた時、遂に發狂した。
山月記 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)
而して外交の事に就きても、蓋し国民の元気の之に対してぼつとして興起したることを以て、徳川氏の根蔕を抜きたる第一因とせざるべからず。
しかし男子の非道に反抗してこういう逆襲の態度にでる事は暴を以て相酬あいむくいるので、本本もともと互に謙遜し、互に尊敬し協和して男女各自の天分を全くすべき真理にもとっておりますから
離婚について (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
もどき再吟味を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)