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ぼっ
ふりがな文庫
“ぼっ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
坊
51.1%
歿
22.6%
没
18.2%
茫
2.9%
暈
1.5%
濛
0.7%
勃
0.7%
惘
0.7%
茫然
0.7%
逆上
0.7%
▼ 他 7 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
坊
(逆引き)
さあ
坊
(
ぼっ
)
ちゃん。きっとこいつは
談
(
はな
)
します。早く
涙
(
なみだ
)
をおふきなさい。まるで顔中ぐじゃぐじゃだ。そらええああすっかりさっぱりした。
黄いろのトマト
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
ぼっ(坊)の例文をもっと
(50作品+)
見る
歿
(逆引き)
そうしてH氏は二週間もその苦痛を続けた後に
歿
(
ぼっ
)
せられたのですが、病院へ見舞に行き合せて氏のその悲痛な言葉を聞いた良人と私とは
婦人改造の基礎的考察
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
ぼっ(歿)の例文をもっと
(31作品)
見る
没
(逆引き)
獣
(
けもの
)
の
牙
(
きば
)
をならべるように、
遠
(
とお
)
く
国境
(
こっきょう
)
の
方
(
ほう
)
から
光
(
ひか
)
った
高
(
たか
)
い
山脈
(
さんみゃく
)
が、だんだんと
低
(
ひく
)
くなって、しまいに
長
(
なが
)
いすそを
海
(
うみ
)
の
中
(
なか
)
へ、
没
(
ぼっ
)
していました。
しいたげられた天才
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ぼっ(没)の例文をもっと
(25作品)
見る
▼ すべて表示
茫
(逆引き)
茫
(
ぼっ
)
となって、辻に立って、前夜の雨を
怨
(
うら
)
めしく、空を
仰
(
あお
)
ぐ、と
皎々
(
こうこう
)
として
澄渡
(
すみわた
)
って、銀河一帯、近い山の
端
(
は
)
から
玉
(
たま
)
の橋を
町家
(
まちや
)
の屋根へ投げ懸ける。
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ぼっ(茫)の例文をもっと
(4作品)
見る
暈
(逆引き)
そして、眼を瞑じ珠数を爪繰って語り出したのは、仄暗い霧の彼方で
暈
(
ぼっ
)
と燃え上った、異様な鬼火だったのだ。
後光殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
ぼっ(暈)の例文をもっと
(2作品)
見る
濛
(逆引き)
ヒュウと悲しい音を立てて、
空風
(
からかぜ
)
が吹いて通る。跡からカラカラに乾いた往来の
中央
(
まんなか
)
を、
砂烟
(
すなけぶり
)
が
濛
(
ぼっ
)
と力のない渦を巻いて、
捩
(
よじ
)
れてひょろひょろと行く。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
と、張詰めて
破裂
(
はちき
)
れそうになっていた気がサッと
退
(
ひ
)
いて、何だか奥深い穴のような処へ滅入って行くようで、
四辺
(
あたり
)
が
濛
(
ぼっ
)
と暗くなると、母の顔が見えなくなった……
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
ぼっ(濛)の例文をもっと
(1作品)
見る
勃
(逆引き)
手拭の運動につれて、圭さんの太い
眉
(
まゆ
)
がくしゃりと寄って来る。鼻の穴が三角形に
膨脹
(
ぼうちょう
)
して、小鼻が
勃
(
ぼっ
)
として左右に展開する。口は腹を切る時のように堅く
喰締
(
くいしば
)
ったまま、両耳の方まで
割
(
さ
)
けてくる。
二百十日
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ぼっ(勃)の例文をもっと
(1作品)
見る
惘
(逆引き)
消えてしまった後は、いつも
惘
(
ぼっ
)
として考えるのである。なんでこんな景色が目に見えるのであろう。
面影:ハーン先生の一周忌に
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ぼっ(惘)の例文をもっと
(1作品)
見る
茫然
(逆引き)
「そうかなあ、そうかなあ」吉次は
茫然
(
ぼっ
)
として考えたが、「
俺
(
おい
)
らは
醜男
(
ぶおとこ
)
で片輪者で、女に思われたことなんかない。俺らの方では想ったがな。 ...
神秘昆虫館
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ぼっ(茫然)の例文をもっと
(1作品)
見る
逆上
(逆引き)
平常
(
いつも
)
はあまり眼に立たぬほどの切れの浅い二重瞼が少し
逆上
(
ぼっ
)
となって赤く際だってしおれて見えた。睫毛が長く
眸
(
め
)
を霞めている。
別れたる妻に送る手紙
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
ぼっ(逆上)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
ぼう
ぼつ
ぼん
なくな
ばう
ばつ
みまか
なく
かく
たか