“犬好”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いぬず50.0%
いぬずき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きみきらひだつたいぬ寢室しんしつにはれないでくから。いぬへばきみは、犬好いぬずきのぼつちやんの名前なまへぼく使つかつたね。
「三つの宝」序に代へて (旧字旧仮名) / 佐藤春夫(著)
犬好いぬずきは犬が知る。私の此心はポチにも自然と感通していたらしい。其証拠には犬嫌いの父が呼んでも、ほんの一寸ちょっと愛想あいそに尻尾をるばかりで、振向きもせんで行って了う事がある。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)