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犬神
ふりがな文庫
“犬神”の読み方と例文
読み方
割合
いぬがみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いぬがみ
(逆引き)
迷信は地方により種々雑多にて、四国地方の
犬神
(
いぬがみ
)
のごとき、
出雲
(
いずも
)
地方の
人狐
(
にんこ
)
のごとき、
信濃
(
しなの
)
地方のオサキのごときは、特にその著しきものなり。
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
「八百八狸も名物だけれど、でも四国にはもっと凄いものが、名物となっている筈だよ。
犬神
(
いぬがみ
)
だアね、犬神だアね」
犬神娘
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
読者は多分四国の
犬神
(
いぬがみ
)
、九州の
蛇神
(
へびがみ
)
の伝説を御承知であろうと思うが、私も実は犬神の家に生れたのである。
犬神
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
犬神(いぬがみ)の例文をもっと
(6作品)
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“犬神”の解説
犬神(いぬがみ)は、狐憑き、狐持ちなどとともに、西日本に最も広く分布する犬霊の憑き物(つきもの)。近年まで、大分県東部、島根県、四国の北東部から高知県一帯においてなお根強く見られ、キツネの生息していない四国を犬神の本場であると考える説もある。また、犬神信仰の形跡は、島根県西部から山口県、九州全域、さらに薩南諸島より遠く沖縄県にかけてまで存在している。宮崎県、熊本県球磨郡、屋久島ではなまって「インガメ」、種子島では「イリガミ」とも呼ばれる。漢字では「狗神」とも表記される。
(出典:Wikipedia)
犬
常用漢字
小1
部首:⽝
4画
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
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