“元山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げんざん66.7%
もとやま33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……そのほか四五月頃の巨文島きょぶんとう、五、六、七月頃の巨済島きょさいとう入佐村いりさむら、九、十、十一月の釜山、方魚津ほうぎょしん甘浦かんぽ、九龍浦、浦項、元山げんざん方面へ行って御覧なさい。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
英国産の金巾カナキンを先頭とする欧米商品は日本商人の独占的仲介を経て釜山ふざんから、元山げんざんから、旧朝鮮を揺動かしつつあったくせに、依然日本以外の国にたいしては厳として門戸を閉じていたから
撥陵遠征隊 (新字新仮名) / 服部之総(著)
「今日は是非とも洗馬せばを越えて贄川にえかわ辺まで参りたくあれど、女の足のご難儀ならば元山もとやまの宿で宿まりましょうほどに、ゆるゆるとおいでなさりませ」
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)