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遡行
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そこう
ふりがな文庫
“
遡行
(
そこう
)” の例文
スポーツの場合も同様であって、沢を
遡行
(
そこう
)
して登りつめたところから漫然と尾根を下ったり、山の裾の岩壁を上り下りすることが、何故に登山と言えるであろうか。
ピークハンティングに帰れ
(新字新仮名)
/
松濤明
(著)
だが潮にまかせて
遡行
(
そこう
)
するいかだのことであるから、速力はいたってにぶかった。その日は
中途
(
ちゅうと
)
で一
泊
(
ぱく
)
し、一同は富士男の桃太郎物語などをきいて
愉快
(
ゆかい
)
にねむりについた。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
大同江が洪水中だった事実を知らずにいい気になって
遡行
(
そこう
)
したのが手落だったのだ。
撥陵遠征隊
(新字新仮名)
/
服部之総
(著)
「正雪の、隠れた女の家から出た、証拠物件の一つなんだが、それには、富士川を
遡行
(
そこう
)
する旅次の記と、或る金額の受取の控えとおぼしき書き物があり、それにこの紋章が
捺
(
お
)
してあったんだ」
山彦乙女
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
また、
遡行
(
そこう
)
してゆく。水悠々。人悠々。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“遡行”の意味
《名詞》
水流を遡上して行くこと。
時間や推移、派生の流れなどをさかのぼること。
(出典:Wiktionary)
遡
常用漢字
中学
部首:⾡
14画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“遡”で始まる語句
遡
遡上
遡航
遡江
遡及