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藍碧
ふりがな文庫
“藍碧”の読み方と例文
読み方
割合
らんぺき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らんぺき
(逆引き)
その本流と
付知
(
つけち
)
川との合流点を右折して、その支流一名
緑
(
みどり
)
川を
遡航
(
そこう
)
する
舷
(
ふなべり
)
に、早くも照り映ったのは
実
(
じつ
)
にその
深潭
(
しんたん
)
の
藍碧
(
らんぺき
)
であった。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
それゆえ、わたしは三度
藍碧
(
らんぺき
)
の服をつけた彼女を明るい午後の、うすぼんやりした光で見いだしたとき、なぜか一種の悲哀をさえ感じた。
ヒッポドロム
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
况んや秋の日の光は美しく四山の白雲に
掩映
(
えんえい
)
して、空の
藍碧
(
らんぺき
)
は
透徹
(
すきとほ
)
るばかりに黒く嶮しき山嶺を包み、
中
(
うち
)
に無限の秋の姿を藏したるをや。
秋の岐蘇路
(旧字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
藍碧(らんぺき)の例文をもっと
(7作品)
見る
藍
常用漢字
中学
部首:⾋
17画
碧
漢検準1級
部首:⽯
14画
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