“よもや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
夜靄76.9%
四方屋15.4%
豈然7.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、この東洋とうやう幻怪げんくわい港町みなとまちはしつとりした夜靄よもやなかにもらない。
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
張飛の命令が伝わると、やがて夜靄よもやのなかに、まず二千の兵が先に、どこかへうごいて行った。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「京橋お弓町の雜穀屋、四方屋よもや徳右衞門樣の若旦那徳太郎さんが、御新造のお染さんを殺したといふ、飛んでもない疑ひを受けました、そんな馬鹿なことがあるわけは御座いません」
銭形平次捕物控:260 女臼 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
四方屋よもやの離屋、そこには浪人寺本山平が寢泊りしてゐる筈。
両脚に負傷したことはこれで朧気おぼろげながら分ったが、さて合点の行かぬは、何故なぜ此儘にして置いたろう? 豈然よもやとは思うが、もしヒョッと味方敗北というのではあるまいか? と、まず