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四方屋
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よもや
ふりがな文庫
“
四方屋
(
よもや
)” の例文
四方屋
(
よもや
)
は萬といふ身上で、主人が情け深い上に、跡取娘のお秀は申分のないお孃さんで、殺されたお皆さへゐなければ、奉公人達もどんなに樂をするか判らないと言つた話
銭形平次捕物控:116 女の足跡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ガラッ八の叔母の
伴
(
つ
)
れて来た客というのは、
下谷
(
したや
)
車坂の呉服屋
四方屋
(
よもや
)
次郎右衛門のところに二十年も奉公しているお谷という六十近い婆やさんで、よっぽどの大事があったらしく
銭形平次捕物控:116 女の足跡
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「京橋お弓町の雜穀屋、
四方屋
(
よもや
)
徳右衞門樣の若旦那徳太郎さんが、御新造のお染さんを殺したといふ、飛んでもない疑ひを受けました、そんな馬鹿なことがあるわけは御座いません」
銭形平次捕物控:260 女臼
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
匕首を枕の下へ入れて寢るところまで見極めると、私は矢も
楯
(
たて
)
もたまりませんでした。あの女はきつとお孃さんを殺して、喜三郎さんを手に入れ、
四方屋
(
よもや
)
の身上を狙ふに決つてをります。
銭形平次捕物控:116 女の足跡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
下谷車坂の呉服屋
四方屋
(
よもや
)
次郎右衞門のところに二十年も奉公してゐるお谷といふ六十近い婆やさんで、余つ程の大事があつたらしく、すつかり
顛倒
(
てんたう
)
して了つて、物を言ふのさへしどろもどろです。
銭形平次捕物控:116 女の足跡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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四方屋
(
よもや
)
の離屋、そこには浪人寺本山平が寝泊りしているはず。
銭形平次捕物控:116 女の足跡
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
四
常用漢字
小1
部首:⼞
5画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
“四方”で始まる語句
四方
四方山
四方八方
四方太
四方山話
四方田政孝
四方庵
四方田
四方木屋
四方勇治