“四方八方”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よもやま54.5%
しほうはっぽう31.8%
しほうはつぽう9.1%
しはうはつぱう4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
綺麗きれいつくつてからかへると、つま不図ふと茶道具ちやだうぐともなかとをわたしそばはこんで、れいしとやかに、落着おちついたふうで、ちやなどれて、四方八方よもやまはなしはじめる。
背負揚 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
オンドリはねつくまえに、もういちど四方八方しほうはっぽうを見まわしました。すると、遠くのほうに、火がちらちらしているように見えました。
さうして地震ぢしんおほきければおほきいほど地震波ぢくんぱおほきいので、これが地球ちきゆう表面ひようめん沿うて四方八方しほうはつぽうひろがり、あるひ地球ちきゆう一廻ひとまはりも二廻ふたまはりもすることもあるが
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
『もとへ!』とらいのやうなこゑ女王樣ぢよわうさまさけばれました。人々ひと/″\たがひ衝突ぶつかりまはりながら、四方八方しはうはつぱうけめぐりました。しばらくしてみんなが各々おの/\もと位置ゐちにつくや、競技ゲームはじまりました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)