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四方八方
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しほうはつぽう
ふりがな文庫
“
四方八方
(
しほうはつぽう
)” の例文
さうして
地震
(
ぢしん
)
が
大
(
おほ
)
きければ
大
(
おほ
)
きい
程
(
ほど
)
地震波
(
ぢくんぱ
)
も
大
(
おほ
)
きいので、これが
地球
(
ちきゆう
)
の
表面
(
ひようめん
)
を
沿
(
そ
)
うて
四方八方
(
しほうはつぽう
)
に
擴
(
ひろ
)
がり、
或
(
あるひ
)
は
地球
(
ちきゆう
)
を
一廻
(
ひとまは
)
りも
二廻
(
ふたまは
)
りもすることもあるが
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
一日
(
いちにち
)
四方八方
(
しほうはつぽう
)
を
走
(
はし
)
り
歩
(
ある
)
いた
爲
(
ため
)
に
酷
(
ひど
)
く
疲
(
つか
)
れて
歸
(
かへ
)
つて
來
(
き
)
て、
私
(
わたくし
)
の
膝
(
ひざ
)
に
恁
(
もた
)
れた
儘
(
まゝ
)
、
二人
(
ふたり
)
暮
(
く
)
れ
行
(
ゆ
)
く
空
(
そら
)
の
景色
(
けしき
)
を
眺
(
なが
)
めて
居
(
を
)
る
頃
(
ころ
)
、
櫻木大佐
(
さくらぎたいさ
)
、
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
、
他
(
ほか
)
一隊
(
いつたい
)
の
水兵
(
すいへい
)
は
今日
(
けふ
)
の
業
(
しごと
)
を
終
(
をは
)
つて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
地震
(
ぢしん
)
は
其根源
(
そのこんげん
)
の
場所
(
ばしよ
)
に
於
(
おい
)
ては
緩急
(
かんきゆう
)
各種
(
かくしゆ
)
の
地震波
(
ぢしんぱ
)
を
發生
(
はつせい
)
するものであつて、これが
相
(
あひ
)
伴
(
ともな
)
つて
四方八方
(
しほうはつぽう
)
へ
擴
(
ひろ
)
がつて
行
(
ゆ
)
くのであるが、
此際
(
このさい
)
急
(
きゆう
)
な
振動
(
しんどう
)
をなす
波動
(
はどう
)
は
途
(
みち
)
すがら
其勢力
(
そのせいりよく
)
を
最
(
もつと
)
も
速
(
すみや
)
かに
減殺
(
げんさい
)
されるから
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
四
常用漢字
小1
部首:⼞
5画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“四方八”で始まる語句
四方八面