“嫻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なら53.8%
しと15.4%
しとや15.4%
みやび7.7%
ナラ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
カーライルが始めて女皇に謁した時、宮廷の礼にわぬ変物の事だから、先生突然どうですと云いながら、どさりと椅子へ腰をおろした。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
藤川の女将は、年のころ五十ばかりで、名古屋の料亭の娘といわれ、お茶のみもあるだけに、挙動はやかで、思いやりも深そうな人柄な女であった。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
それに折屈みが何処か節度にかなつてゐて、お茶や花ぐらゐは心得てゐさうにかであつた。
倒れた花瓶 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
小柄の、しいらしい持主であつた。やかな落着いた態度言語が、地方物持深窓となつた処女らしいじを、竹村へた。
彼女の周囲 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
かう言ふ生活法を採つて居るからと言つて、必ずすべてが前述の如き流離の民の末とは言へない。ある呪術ある村人が、其生活法をつてさうした一団を組織した例も多いのである。