“しと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
30.5%
仕遂20.1%
為遂7.8%
5.8%
4.5%
刺止3.9%
仕止3.2%
使徒3.2%
湿3.2%
仕留3.2%
尿1.9%
1.3%
1.3%
司徒1.3%
爲遂1.3%
仕度0.6%
他人0.6%
使途0.6%
四蠹0.6%
0.6%
撃止0.6%
0.6%
0.6%
為止0.6%
私渡0.6%
青年0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この美女たちがいずれも長い裳裾を曳き、薄い練絹被衣を微風にらせながら、れ違うとお互いにやかな会釈を交わしつつ
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
それは今、殺人罪で警察に監禁せられているカンカン寅の仕事だ。彼奴はそれを、あの海岸通の古い建物の中で仕遂げたのだ。
疑問の金塊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そこで君に注意して貰ひたいのは、そんな冒険な事を旨く為遂げるには、そいつが非常な軽捷な奴でなくてはならぬと云ふ点だ。
の言事を取上げなくッて御免になりながら、糞落着に落着払ッて、出来た事なら仕様が有りませんとは何のたエ。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
古来幾多の世捨人は人間の死ということに心を置いて、樹下石上の旅にさまようた。西行宗祇芭蕉もまたそれら世捨人のあとをうて旅にさまようた。そうして宗祇も芭蕉も旅に死んだ。
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
生れて初めての強敵を刺止めし事とて、ほつと一息、長き溜息しつゝ、あたり見まはす折しもあれ最前の若衆、血飛沫乱れ流れたる明障子と開きて走り寄り、わが腰衣に縋り付きつゝ
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)
そうだとすればおれは一層おもしろいのだ、まあそんな下らない話はやめろ、そんなことは昔の坊主どもの言うこった、見ろ、向うをが行くだろう、おれは仕止めて見せる。
雁の童子 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
しかし、ニールスはあとになってからも、段々のある破風だけは思いだすことができました。そこには、キリストと使徒が、安置されていました。
木の蔭に乗物を立てかけておいて、お島は疲れた体を、草のうえに休めるために跪坐んだ。裳裾靴足袋にはしとしと水分が湿って、草間から虫がいていた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
そこへ単身徒歩で登場して牛に直面し、機を見て急所へ短剣の一撃を加えて目出度仕留めるのが、3のマタドウル・デ・トウロスだ。このめをさす役が、闘牛中の花形なのである。
石蕗の葉の霜に尿する小僧かな 子規
俳句の作りよう (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
湯島時代に彼女は店の用事にかこつけ、二日ばかり帰らぬ松島を迎えに行き、小菊にったこともあったが、逢ってみると挨拶やかなので、印象は悪くなかった。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
すると、間遠い魚の影が、ひらりと尾して、べらかな鏡の上には、泡一筋だけが残り、それが花瓣のようなやかさで崩れゆくのだった。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
自分儀は、先朝にお仕え申していた司徒崔烈の弟で、崔毅という者であります。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ロレ まゝ、らしめ。(藥瓶を渡し)さらば、しう覺悟して、首尾よう爲遂げさッしゃれ。はまた法師に、殿御への書面たせ、いでマンチュアまでりませう。
「それも申上げられませぬ。の秘密に仕度うございます。校長さんに済みませぬから……」
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
いつ耳に入れているか、他人のお稽古で覚えてしまって、世話のないお子ですと、お世辞を言ったのだった。
表題は金銭出入帳にすぎないが、その一項一項に、細かにされている金の使途を読んでゆくと、復讐に加わった同志四十七名の一年半の生活が、まざまざと想像にのぼって来るのだった。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鄭暁方先生伝づく)り、孝孺の志すところの遠大にして、願うところの真摯なる、人をして感奮せしむるものあり。雑誡の第四章に曰く、学術のなるは、四蠹を害すればなり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
遠州御前崎の浜で、塩田をつくった折りに、十四歳の少女で抜群の働きをして、親孝行の褒状をもらったというで、父とは十六ばかり年がちがっている。
(機をって、新将軍の秀忠を鉄砲で撃止めろ)
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
燻臭き悪気は四辺充満ちて、踏荒されし道は水にり、れ、焼杭焼瓦など所狭く積重ねたる空地を、火元とて板囲得為ず、それとも分かぬ焼原の狼藉として
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
夏、夏、夏の薄暮は何時もアーク燈の光のやうに薄紫の涙に濡れつたやるせない寂しい微光の氛囲気を私の心の周囲にかたちづくる。
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
切る奴は他にある、らは切らぬ、安心せい……鴫澤主水を探し出し、ただ一刀に返り討ち! 、お妻を引きずり出し、主水ともども二太刀で為止める。
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
で、元来はこの張横、張順の兄弟は、俗に“私渡”とよばれる非公認の渡船稼業をやっていたのである。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ちょうど御通知の番号の車で、この青年が見えましたから気をつけてお話を聞いておりますと、ポートサイドあたりへいらっした方にしては、すこし色が白過ぎるんですものねえ。ホホ。
女坑主 (新字新仮名) / 夢野久作(著)