“宗祇”の読み方と例文
読み方割合
そうぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中世盛んに流行した歌問答の昔話にも、西行さいぎょうとか宗祇そうぎとかいう旅の歌人が、摂津せっつの鼓の滝に来て一首の歌を詠んだ話がある。
素性の明らかでない連歌師宗祇そうぎであるが、こうした東常縁の目の動き方といい、宗祇の世なれた商売人気質かたぎといい、これもすべて公家の間のものではない。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
この庵の創始者の宗長そうちょうは、連歌は宗祇そうぎの弟子で禅は一休に学んだというが、連歌師としての方が有名である。
東海道五十三次 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)