“西行”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さいぎょう78.0%
さいぎやう20.0%
さいぎよう2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ホホホ、よく皆さんが、そんなことをおっしゃって下さいますが、西行(さいぎょう)に姿ばかりは似たれども、と申すようなものでございます」
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
十露盤玉(そろばんだま)と筆先(ふでさき)に帳尻(ちやうじり)つくろふ溝鼠(どぶねづみ)のみなりけん主家(しゆか)一大事(いちだいじ)の今日(こんにち)も申合(まをしあは)せたるやうに富士見(ふじみ)西行(さいぎやう)きめ込(こ)み見返(みかへ)るものさへあらざれば無念(むねん)の涙(なみだ)を
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
後(あと)の方(ほう)は、これに比(くら)べるといくらか露骨(ろこつ)に、西行(さいぎよう)の氣持(きも)ちを出(だ)しすぎてゐるが、こゝまでつっこんで歌(うた)つた人(ひと)がないものですから、一例(いちれい)としてあげました。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)