“さいぎよう”の漢字の書き方と例文
語句割合
西行100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あとほうは、これにくらべるといくらか露骨ろこつに、西行さいぎよう氣持きもちをしすぎてゐるが、こゝまでつっこんでうたつたひとがないものですから、一例いちれいとしてあげました。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
くもかゝる遠山とほやまはたといふのは、くものかゝつてゐる景色けしきが、えてゐるのではありますまい。おそらく西行さいぎようつたひとが、西行さいぎようおなじように、遠山とほやまにかすかな修道しゆどう生活せいかつをしてゐる。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
わりあひいゝうたおほ西行さいぎようにも、これほどのうたは、さうたくさんにはありません。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)