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さいぎやう
ふりがな文庫
“さいぎやう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
西行
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西行
(逆引き)
それ/″\の冬のいとなみに、もう惱み始めてゐるであらう主婦や娘や、氣の弱い父親などの氣もちを思ひやると、秋の夕霧も、なか/\、
西行
(
さいぎやう
)
が歌つたやうなものではない。
折々の記
(旧字旧仮名)
/
吉川英治
(著)
およそ越後の雪をよみたる
哥
(
うた
)
あまたあれども、
越雪
(
こしのゆき
)
を
目前
(
もくぜん
)
してよみたるはまれなり。
西行
(
さいぎやう
)
が
山家集
(
さんかしふ
)
、
頓阿
(
とんあ
)
が
草菴集
(
さうあんしふ
)
にも越後の雪の哥なし、此
韻僧
(
ゐんそう
)
たちも越地の雪はしらざるべし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
「
十六夜
(
いざよひ
)
日記
(
につき
)
」の女詩人は、河畔に立つて
西行
(
さいぎやう
)
法師
(
ほふし
)
の昔をしのび、「
光行紀行
(
みつゆききこう
)
」の作者は、川が深く、流れがおそろしく、水がみなぎつて、
水屑
(
みくず
)
となる人の多いのにおびえてゐる。
天竜川
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
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