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水屑
ふりがな文庫
“水屑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みくず
80.0%
みくづ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みくず
(逆引き)
鏡を木の枝にかけていうことに、鏡は女子の魂ぞ、一念宿りてつらかりし人々に思いをかえさでやと、谷底に躍り入って
水屑
(
みくず
)
となる
梓川の上流
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
未
(
いま
)
だし。一週間以前の不動
祠畔
(
しはん
)
の
水屑
(
みくず
)
となるべかりし浪子をおりよくも抱き留めたるはこの人なりけり。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
水屑(みくず)の例文をもっと
(4作品)
見る
みくづ
(逆引き)
咄嗟
(
とつさ
)
の
遅
(
おくれ
)
を天に叫び、地に
号
(
わめ
)
き、流に
悶
(
もだ
)
え、巌に狂へる貫一は、血走る
眼
(
まなこ
)
に水を射て、
此処
(
ここ
)
や
彼処
(
かしこ
)
と
恋
(
こひし
)
き
水屑
(
みくづ
)
を
覓
(
もと
)
むれば、
正
(
まさし
)
く
浮木芥
(
うきぎあくた
)
の類とも見えざる物の、
十間
(
じつけん
)
ばかり
彼方
(
あなた
)
を揉みに揉んで
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
水屑(みくづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
屑
漢検準1級
部首:⼫
10画
“水”で始まる語句
水
水際
水底
水溜
水上
水面
水晶
水嵩
水車
水瓶
“水屑”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
尾崎紅葉
徳冨蘆花
小島烏水