“水際”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
みずぎわ56.3%
みぎは17.2%
みぎわ17.2%
みづぎは9.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“水際”を含む作品のジャンル比率
文学 > イタリア文学 > 詩21.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.4%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
土手下から水際みずぎわまで、狭い一本道の附いている処へ、かわるがわる舟を寄せて、先ず履物はきものおかへ揚げた。
百物語 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
そこで母鳥ははどり子供達こどもたちをぞろぞろ水際みずぎわれてて、ポシャンとみました。
アダモの惡しきすゑは示しにしたがひ、あひついで水際みぎはをくだり、さながら呼ばるゝ鳥に似たり 一一五—一一七
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
我は斯くわが歩履あゆみをわが師のたのもしきあゆみにあはせてかゝる雲をいで、はや低き水際みぎはに死せる光にむかへり 一〇—一二
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
けれど二人とも、満身あけにまみれ、そこの水際みぎわまで来ると、「残念」といいながら、はや歩む力もなく坐ってしまった。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼は水際みぎわにおりるのをめて藤葛を見つめていたが、どうもその藤葛に山上へ登る秘密があるように思われて来た。
仙術修業 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
全欧大動乱の中に立つての、水際みづぎは立つた、あの冷静な外交振りも、斯かる深い源泉から湧き来つたものかと
趣味としての読書 (新字旧仮名) / 平田禿木(著)
しかし何時見てもあの女は、何だかかう水際みづぎは立つた、ふるひつきたいやうな風をしてゐる。あれは確かにどの女も、真似の出来ない芸当だらう。
好色 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)