トップ
>
『忘れえぬ人々』
ふりがな文庫
『
忘れえぬ人々
(
わすれえぬひとびと
)
』
多摩川の二子の渡しをわたって少しばかり行くと溝口という宿場がある。その中ほどに亀屋という旅人宿がある。ちょうど三月の初めのころであった、この日は大空かき曇り北風強く吹いて、さなきだにさびしいこの町が一段と物さびしい陰鬱な寒そうな光景を呈して …
著者
国木田独歩
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「国民之友」1898(明治31)年4月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約19分(500文字/分)
朗読目安時間
約32分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
爺
(
やじ
)
復習
(
さらっ
)
何時
(
いくじ
)
緒
(
ひも
)
日中
(
おひる
)
老父
(
おやじ
)
頽
(
おち
)
言
(
ごん
)
旅宿
(
はたごや
)
旅装
(
なり
)
情
(
こころ
)
一端
(
はし
)
風采
(
みなり
)
辺
(
ほとり
)
輝
(
ひか
)
何心
(
なにげ
)
絶頂
(
いただき
)
目
(
まな
)
殷々
(
にぎにぎ
)
朗々
(
ほがらか
)
旅客
(
りょかく
)
形
(
がた
)
下
(
お
)
角
(
つの
)
茶菓
(
ちゃか
)
他
(
ひと
)
便
(
びん
)
籠
(
かご
)
突然
(
だしぬけ
)
出
(
い
)
出発
(
たっ
)
燈
(
ともしび
)
煤
(
くす
)
水際
(
みぎわ
)
品
(
もの
)
惨
(
さん
)
夕陽
(
せきよう
)
大分
(
おおいた
)
麗
(
うらら
)
鮮
(
あざ
)
風
(
ふう
)
雑
(
ま
)
闇
(
くら
)
道
(
どう
)
退
(
ひ
)
街
(
ちまた
)
舟子
(
ふなこ
)
膝下
(
ひざもと
)
線
(
すじ
)
畑
(
はた
)
燈火
(
あかり
)
漸々
(
ぜんぜん
)
漢子
(
おとこ
)
溝口
(
みぞのくち
)
油然
(
ゆぜん
)
晩
(
おそ
)
春海
(
しゅんかい
)
明日
(
あした
)
明
(
あか
)
懐
(
なつ
)
憶
(
おぼ
)
微笑
(
ほほえみ
)
復習
(
さら
)
帰途
(
かえりみち
)
小路
(
こみち
)
宮地
(
みやじ
)
名利
(
めいり
)
同
(
おんな
)
入
(
はい
)
下
(
くだ
)
今夜
(
こよい
)
喫
(
す
)
大要
(
あらまし
)
俗謡
(
うた
)
体躯
(
からだ
)
厨房
(
くりや
)
体
(
からだ
)
壮漢
(
わかもの
)
不幸
(
ふしあわせ
)
出発
(
た
)
堪
(
た
)
半
(
なか
)
今日
(
きょう
)
脚絆
(
きゃはん
)
裡
(
うち
)
袖
(
そで
)
袍巻
(
かいまき
)
衝
(
つ
)
融
(
と
)
蛇
(
へび
)
虚空
(
こくう
)
蒼味
(
あおみ
)
草鞋
(
わらじ
)
今宵
(
こよい
)
船首
(
へさき
)
船頭
(
せんどう
)
船方
(
ふなかた
)
臭
(
にお
)
経
(
た
)
元旦
(
がんたん
)