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夕陽
ふりがな文庫
“夕陽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆうひ
57.5%
ゆふひ
17.0%
せきよう
16.0%
せきやう
5.7%
いりひ
0.9%
ひ
0.9%
ゆふやけ
0.9%
ユフカゲ
0.9%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆうひ
(逆引き)
この
黄味
(
きいろみ
)
の強い赤い
夕陽
(
ゆうひ
)
の光に照りつけられて、見渡す人家、堀割、石垣、
凡
(
すべ
)
ての物の側面は、その角度を鋭く鮮明にしてはいたが
深川の唄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
夕陽(ゆうひ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ゆふひ
(逆引き)
ことに八重の
淡紅
(
うすくれなゐ
)
に咲けるが、晴れたる日、砂立つるほどの風の
急
(
にはか
)
に吹き出でたるに、雨霰と
夕陽
(
ゆふひ
)
さす中を散りたるなど、あはれ深し。
花のいろ/\
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
夕陽(ゆふひ)の例文をもっと
(18作品)
見る
せきよう
(逆引き)
この
辺
(
へん
)
から西方
雲煙
(
うんえん
)
の
表
(
おもて
)
に
夕陽
(
せきよう
)
の残光を受けて立つ日本アルプスの
重畳
(
じゅうじょう
)
は実に雄麗壮大の眺めであった。濃霧の中を冒して渋温泉へ下る。
本州横断 痛快徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
、
井沢衣水
(著)
夕陽(せきよう)の例文をもっと
(17作品)
見る
▼ すべて表示
せきやう
(逆引き)
且
(
か
)
つ
其
(
そ
)
の
乘組
(
のりく
)
んだ
艦
(
ふね
)
の
帆柱
(
ほばしら
)
に、
夕陽
(
せきやう
)
の
光
(
ひかり
)
を
浴
(
あ
)
びて、一
羽
(
は
)
雪
(
ゆき
)
の
如
(
ごと
)
き
鷹
(
たか
)
の
來
(
きた
)
り
留
(
とま
)
つた
報
(
はう
)
を
受
(
う
)
け
取
(
と
)
つた
時
(
とき
)
、
連添
(
つれそ
)
ふ
身
(
み
)
の
民子
(
たみこ
)
は
如何
(
いか
)
に
感
(
かん
)
じたらう。
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
夕陽(せきやう)の例文をもっと
(6作品)
見る
いりひ
(逆引き)
世界に
著
(
しる
)
き
澎湃
(
ほうはい
)
たる怒濤が死ぬに死なれない多感の詩人の熱悶苦吟に和して悲壮なる死のマーチを奏する間に、あたかも
夕陽
(
いりひ
)
に
反映
(
てりか
)
えされて天も水も
金色
(
こんじき
)
に
彩
(
いろ
)
どられた午後五時十五分
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
夕陽(いりひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ひ
(逆引き)
すこしうつむいた発田の青ぐろい横顔に、
夕陽
(
ひ
)
がななめに射していて、発田の頬は玩具の色の反射で緑色に染っていた。
黄色い日日
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
夕陽(ひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ゆふやけ
(逆引き)
塚田の画室の窓が、それは海辺の一軒立だつたから、遠くからでも、
灯
(
あかり
)
が点くと松林の間から眺められた。山の
夕陽
(
ゆふやけ
)
は、すつかり消えて、松にはさまれた海浜の一筋道が白ツぽく横たはつてゐた。
明るく・暗く
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
夕陽(ゆふやけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ユフカゲ
(逆引き)
島の東岸、箱崎・筒
城
(
キ
)
の磯には、黒い岩と、灌木の青葉と、風に
断
(
キ
)
れ/\になつて、木の間に動く日の光りとが、既に、
夕陽
(
ユフカゲ
)
を催してゐた。
雪の島:熊本利平氏に寄す
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
夕陽(ユフカゲ)の例文をもっと
(1作品)
見る
夕
常用漢字
小1
部首:⼣
3画
陽
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
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夕焼
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