“夕陽時”の読み方と例文
読み方割合
ゆうひどき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
間者牢かんじゃろうさくわきへ来ると、例の奔流がドーッと耳をうった。山牢の穴も柵の中も見えない。見えないが老人は、そこで、夕陽時ゆうひどきの修羅のすごさを眼に描いた。
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)