“連添”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つれそ71.4%
つれそひ14.3%
つれそふ7.1%
つれそっ7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乘組のりくんだふね帆柱ほばしらに、夕陽せきやうひかりびて、一ゆきごとたかきたとまつたはうつたとき連添つれそ民子たみこ如何いかかんじたらう。
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
男にせよ、女にせよ、連添つれそひに死別れてから、四十年も生き延びてゐると、色々いろんな面白い利益ためになる事を覚えるものだ。
見やりて父は打笑ひませた樣でもまだ幼稚こども兎角とかく縁談の事などはづかしいのが先に立ゆゑ判然はつきり返事へんじも出來ぬ物だが一しやう連添つれそふ本夫をつとの事いやな者をば無理むりやりに行とは決して言はせねど昨日きのふ向ふは其方そなた
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
然しお源には連添つれそってから足掛三年にもなるが未だ磯吉は怠惰者なまけものだか働人はたらきにんだか判断が着かんのである。
竹の木戸 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)