“つれそ”の漢字の書き方と例文
語句割合
連添100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
意気地の無い亭主に連添つれそうお蔭で、彼の妻は女中無しの貧乏世帯びんぼうじょたいは可なり持馴れた。自然が好きな彼女には、田園生活必しも苦痛ばかりではなかった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
そなたはいよいよかみとしてまつられることになり、多年たねん連添つれそった良人おっととしてけっしてあだやおろそかにはかんがえられない。
永年ながねん連添つれそう間には、何家どこでも夫婦ふうふの間に晴天和風ばかりは無い。夫が妻に対して随分ずいぶん強い不満をいだくことも有り、妻が夫に対して口惜くやしいいやおもいをすることもある。
鵞鳥 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)