“永年”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ながねん84.0%
えいねん16.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
永年ながねんの繁盛ゆえ、かいなき茶店ちゃみせながらも利得は積んで山林田畑でんぱたの幾町歩は内々できていそうに思わるれど、ここの主人あるじに一つの癖あり
置土産 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
永年ながねんしまっておいたあぶらは、もうこればかしになってしまった。もうすこしなが月日つきひがたったら、あぶらは、一てきもなくなってしまっただろう……。
びんの中の世界 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「麹町三丁目家主共 其方共 店内に差置さしおき候醫師村井長庵儀は身分たしかならざる者に之あり候處ぞんぜずとは申ながら永年えいねん差置候段不屆に付しかり置」
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
永年えいねん彼と交際をしたどの月にも、どの日にも、余はいまだかつて彼の拙を笑い得るの機会をとらためしがない。また彼の拙にれ込んだ瞬間の場合さえもたなかった。
子規の画 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)