“永々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ながなが55.0%
なが/\35.0%
えい/\5.0%
なが/″\5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悲しくなっちゃう。さっきから、愛国心について永々ながながと説いて聞かせているのだけれど、そんなこと、わかりきっているじゃないか。
女生徒 (新字新仮名) / 太宰治(著)
文「いや永々なが/\御心配をかけまして有難う存じます、何から申して宜しいやら、うも江戸をってのちはさま/″\な難儀に逢いました」
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
も報じ申さず未來みらい永々えい/\の不孝此上なく是ばかりが殘念ざんねんに候なり何卒此段御勘辨かんべん下されよとかうべ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
つとめしや外にいは有歟あるかとはるゝに瀬川せがは其儀は御覽ごらんの通りの老母らうぼ一人有之これあり君太夫きみたいふとても永々なが/″\世話せわ相成あひなり居も心苦しく又金七と申者も火難くわなんあひどくに候故相談さうだんの上遊女奉公仕ほうこうつかまつり其金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)