“永禄”の読み方と例文
読み方割合
えいろく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
永禄えいろくあるいは文禄ぶんろく年間に琉球りゅうきゅうから伝わった蛇皮線じゃびせんを日本人の手で作りかえた、それがだんだんポピュラーになったものらしい。
日本楽器の名称 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
この話は「続武家閑話ぞくぶけかんわ」にったものである。佐橋家の家譜かふ等では、甚五郎ははやく永禄えいろく六年一向宗徒にくみして討死している。
佐橋甚五郎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
使者は四条坊門の南蛮寺なんばんじを訪れて、永禄えいろく以来日本に来ている宣教師せんきょうしオルガンチノをれてふたたび信長の陣所天野山へ帰った。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)