“えいろく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
永禄95.8%
栄禄4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
使者は四条坊門の南蛮寺なんばんじを訪れて、永禄えいろく以来日本に来ている宣教師せんきょうしオルガンチノをれてふたたび信長の陣所天野山へ帰った。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
池鰹鮒ちりう家の息女おえつかた、———後の松雪院しょうせついんは、河内介が多聞山の城に帰ってからまだ半年もたゝない永禄えいろく元年の三月に、桐生きりゅう家に輿入こしいれした。
「なんでこのふた心と矛盾を抱いて、これ以上、幕府の栄禄えいろくみ得ましょうか!」
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)