“琉球”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りゅうきゅう78.4%
りうきう13.5%
あちら2.7%
りゆうきゆう2.7%
オチナワ2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同じ系統のものらしく、あるいは我々の国語の方にも、今の琉球りゅうきゅうのユタなどを包括して、もとそういう語が存在したように思われる。
さい近廣津和郎氏が「さまよへる琉球りうきう人」といふさくしゆこうにした青年がどうもその青年と同一人らしいので、わたしはちよつとおどろいてゐる。
琉球あちらの、古い昔の聖人ひじりの息が、この竜の手にかかっておりますんじゃ。先ざきのことまで、ずんと見通しのきく、世にも偉い御仁であったと申す。
しかし琉球りゆうきゆうのものになりますと、臺灣たいわんとはないで、日本内地につぽんないち繩紋式土器じようもんしきどきおな性質せいしつ土器どきいつしょにるのであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
「それから、琉球オチナワ言葉をつかってならんと言っといた。……そういう約束だったな、鶴」
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)