“えい/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
曳々20.0%
永々20.0%
營々20.0%
盈々20.0%
英々20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また其(それ)がために勢(いきほひ)を増(ま)し、力(ちから)を得(う)ることは、戰(たゝかひ)に鯨波(とき)を擧(あ)げるに齊(ひと)しい、曳々(えい/\)!と一齊(いつせい)に聲(こゑ)を合(あ)はせるトタンに、故郷(ふるさと)も、妻子(つまこ)も、死(し)も、時間(じかん)も、慾(よく)も、未練(みれん)も忘(わす)れるのである。
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
も報じ申さず未來(みらい)永々(えい/\)の不孝此上なく是ばかりが殘念(ざんねん)に候なり何卒此段御勘辨(かんべん)下されよと首(かうべ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
生れて人間(にんげん)の價値をも知らず、宇宙の意味をも考へないで、一生を衣食(いしよく)の爲(ため)に營々(えい/\)として浪費(らうひ)して了ツたら、其は随分辛(つら)いだらうが、高(たか)が些々(さゝ)たる肉躰上(にくたいじよう)の苦痛(くつう)のみなのだから
虚弱 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
惜む、惜む、この諷刺の盈々(えい/\)たる気を以て、譬喩の面を被らず素面にして出たることを。惜しむ、惜しむ、この写実の妙腕を以て、徒(いたづ)らに書生の堕落といへる狭まき観察に偏したることを。
盜人(ぬすびと)振(ふ)り拂(はら)ひ突退(つきのけ)つゝ互に組付英々(えい/\)と揉(もみ)合聲に驚き家内の者ども馳來(はせきた)り棒(ぼう)よ繩(なは)よと呼(よば)はり/\漸々(やう/\)高手(たかて)小手(こて)に縛(いまし)めたり然ども面體は眞黒(まつくろ)に墨(すみ)を塗(ぬり)たるゆゑ何者とも見分らず此騷(さわ)ぎを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)