“些々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ささ74.2%
さゝ16.1%
ちょく/\3.2%
ちよいちよい3.2%
ちよい/\3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
靱負が選んだのはその絵具塗りの内職だった、むろん賃銭は些々たるものだが、幾らかは食い減らしてゆく貯えの足しになるだろう。
日本婦道記:二十三年 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
併しながら、局部の些々たる勝利から全線の勝敗が逆睹されないと同じく、そんなことはいうに足りない。
文芸運動と労働運動 (旧字旧仮名) / 平林初之輔(著)
例へば近頃些々或る西洋畫家の許へモデルに頼まれて行くことや、或るミッションのマダムに可愛がられて、銀の十字架を貰ツたり造花や西洋菓子を貰ツたりすることや
昔の女 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
然しモウ以前の単純な、素朴な政治ではなかつた。或時は微醺を帯びて来て、些々擽る様な事を言つた事もある。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
或時は微醺を帶びて來て、些々擽る樣な事を言つた事もある。又或時は同じ中隊だといふ、半可な文學談などをやる若い少尉をれて來て、態と其前で靜子と親しい樣に見せかけた。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)