“些中”の読み方と例文
読み方割合
さなか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父ステツレルの怪異が——、あの妖怪(ようかい)的な夢幻的な出現が、時を同じゅうして、いつも、痴(し)れ果てたときの些中(さなか)に起こるのは、なぜであろうか。
紅毛傾城 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
その些中(さなか)になるとどうも胸がむかついて来て——と云うものだから、私は眼を瞑(つむ)るよりも——そんな時は却って、上目(うわめ)を強(きつ)くした方がいいよ——と教えてやったものさ。
絶景万国博覧会 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)