“さなか”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:サナカ
語句割合
最中92.1%
些中5.3%
際中2.6%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こういう混雑の最中さなかですから随分喧嘩けんかが起らなくてはならんはずですが、奇態きたいにこの場合には喧嘩をしない。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
「いや。」と、梶田さんは笑った。「みんながうまそうに食べている最中さなかに、こんな話は禁物だ。また今度話すことにしよう。」
(新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
父ステツレルの怪異が——、あの妖怪ようかい的な夢幻的な出現が、時を同じゅうして、いつも、れ果てたときの些中さなかに起こるのは、なぜであろうか。
紅毛傾城 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
そんな訳で、小式部さんにも、その日『釘抜』をやる事になったのだがね。その前に、あの人は私を捉まえて、その些中さなかになるとどうも胸がむかついて来て——と云うものだから、私は眼をつむるよりも——そんな時は却って、上目うわめきつくした方がいいよ——と教えてやったものさ。
絶景万国博覧会 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
公証人氏は安ピカの、頭字かしらじ入のメタルに見入つてゐる際中さなか
さていま一度、ガタリと跳ねる、骨の歌声、踊りの際中さなか