“頭字”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かしらじ95.7%
モノグラム4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、よく見ると、その門に書いてあるのは、甚だ宝蔵院とまぎらわしい名で「奥蔵院」としてあるのである。頭字かしらじが一つ違っている。
宮本武蔵:03 水の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「しかし、広い東京には、R・Kという頭字かしらじの人間が、無数にいるでしょうから、この持主を探し出すのは容易のことではありませんね」
悪魔の紋章 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
指の骨に結婚指輪をはめていて、その内側に頭字モノグラムが彫ってあった。
生きている戦死者 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)